ハリラボ体験講座の開催レポート〜○○の魅力を見つめ直して、「伝わる」表現に〜【前編】

9月21日(金)、「プロに学ぶブランディング講座」の体験講座を開催しました。50名を越える方々にご参加いただき、熱気のある2時間となりました。この記事では、体験講座の様子をご紹介させていただきます。

講座のテーマは「伝え方」について。「伝える」と「伝わる」は違っていること、そして「伝わる」情報発信を行うには「受け手」の視点が大切であることについて、コピーライターの二階堂氏を講師としてお迎えし、ワーク形式で学びました。

チラシやPOP、ホームページ、パッケージづくりなど、ぜひご自身の行なっている販促や情報発信のあり方を頭に置きながら、チェックしてみてください。

「伝える」と「伝わる」は違う

写真:講師の二階堂氏

伝わる表現を考えるにはまず、「伝わるとは何か」について考える必要があります。講師の二階堂氏が語る「伝える」と「伝わる」の違いから講座が始まりました。

「何かを語ろうとする時、『伝える』と『伝わる』は違います。『伝える』は情報の語り手から受け手に対して一方通行なやりとり。『伝わる』は、双方向。受け手が納得したり、理解したり、共感したり、やってみようかと行動に移って初めて伝わったことになります。伝えたつもりで終わっているから、何だか伝わらないっていうモヤモヤした状態になってしまう。」

相手がいて、その相手の心に響き、実際の行動を促す言葉こそが「伝わる」言葉であると二階堂氏は語ります。

「伝えるためには、どれだけ情報の受け手の立場に立って考えられるかが重要で、受け手が知りたいことを知りたいタイミングで言ってあげることが重要です。それって何かというと、”想いやり”なんです。」

「伝わる」言葉で書いてみる

「伝える」と「伝わる」の違いについて考えた上で、実際に商品や事業、会社の紹介文を書いてみるワークを実施しました。まずは下記の2ステップです。ぜひこの記事をお読みいただいている皆さんも、手元にA4用紙を用意して書き出してみてください。

①まず、たくさん書き出す(量)
②文章を、半分に(質)

①まずたくさん書き出す(量)

量を意識してたくさん書き出す作業からのスタートです。ここでは、紹介するための文章や言葉を断片的でも良いので、思い浮かぶだけ書き出します。その際意識しておくと良いことは下記の5点。

・正しくなくていい
・美しくなくていい
・上手でなくていい
・消しゴムNG
・カンニングOK

いきなり完璧な紹介文章を書こうとするのではなく、まずは何を言いたいかを見つけるために素材を出すというイメージが近いですね。二階堂氏は、ペンの止まる参加者に「かっこつけなくていいので、自分が伝えたいことにストレートに向き合ってみて欲しいです。」と語りかけます。

写真:ワーク中の様子

②文章を、半分に(質)

次に、書き出した文章や言葉を半分の量にけずって凝縮します。A4用紙に並ぶ文章の中から、伝えたいこと、伝えなくていいことを精査し、整えていく作業です。

本当に伝えたいこと、伝えなくてよいことの優先順位を決めて絞り込んで行きます。

ひたすらペンを走らせる人もいれば、言葉が中々出てこない人もいて、隣の人と話しながら自分の言葉を探す人もいます。自分が伝えたいことに向き合う、頭ではそれが大切だと分かりつつも、なかなか向き合い切れていないという気づきが生まれた瞬間でした。

「相手がいる」という意識を忘れてはいけない

半分に要点を凝縮していく際、二階堂氏は改めて「相手がいる」ということの大切さを強調します。

「話せば分かると思ってしまう。あと、自分の話を人は聞いてくれる、読んでくれると思ってしまう。でも皆さん、情報の受け手になった時、こうならないじゃないですか。人の話を聞かないですよね?欲しい情報しか見ないと思います。面白くない話には耳を閉ざすと思います。そのギャップが伝わらない理由です。なので、相手がいて、相手はこういう状況であるということを意識して、自分が発信者になった時どうするかを決めて欲しいと思います。」

一生懸命に伝えようと熱が入れば入るほど、時に相手を、相手の気持ちを、置き去りにしてしまうことがあります。先にもあった「相手への思いやり」を持って、相手に寄り添える書き手、作り手、語り手でありたいですね。

そしてワークはこの後、半分にした文章をさらに削り、20文字で紹介するというステップへ進みました。この続きは体験講座レポート【後編】にてお伝えします。

後編:ハリラボ体験講座の開催レポート〜○○の魅力を見つめ直して、「伝わる」表現に〜【後編】

さて、皆さんは自社の商品サービスを紹介する際、誰に何を、どのように伝えますか?そしてなぜ、それを伝えますか?この機会にぜひ、改めて考えてみてはいかがでしょうか。

<プロに学ぶブランディング講座のご応募受付中>

体験講座の内容となっている「表現」のほか、ブランディングに必要な要素を6回に分けて学び、実践します。

「いい商品なのに、なぜか売れない」
「思うようなパッケージやチラシのデザインに仕上がらない」
「どうやって商品の魅力を伝えれば…」
そんなモヤモヤを抱える方に贈る講座となっています。

ご関心いただける方は、売りたい商品とその販促物を用意し、お申し込みください。専門家4人が全力で伴走させていただきます!

<実践講座の実施スケジュール>

11月1日(木)
第1回:自社のコアバリューを探せ!

11月15日(木)
第2回:ブランディングとは?

12月13日(木)
第3回:コンセプトをつくる

1月10日(木)
第4回:発注上手になる

1月31日(木)
第5回:伝える → 伝わる表現に

2月21日(木)
第6回:成果発表会

詳細・ご応募フォームへ進む:https://harimabrand.jp/