ハリラボ体験講座の開催レポート〜○○の魅力を見つめ直して、「伝わる」表現に〜【後編】

去る9月21日(金)に開催した、「プロに学ぶブランディング講座」の体験講座のレポート記事後編です。前編では、「伝える」と「伝わる」の違い、実際に言葉にして書き出してみるワークまでの様子をお伝えしました。今回はその続きをお伝えします。

前回の記事:ハリラボ体験講座の開催レポート〜○○の魅力を見つめ直して、「伝わる」表現に〜【前編】

後半戦は紹介文章を20文字に凝縮する、というワーク。20文字という限られた文字数の文章にまとめることで、本当に伝えたいことは何か、伝えるべきことは何か、を明確化していくプロセスを体験しました。

「受け手にとっての価値」から語る

情報の書き出し、絞り込みに試行錯誤する参加者の皆さんに対して、二階堂氏は「受け手にとっての価値」を考えることの大切さを語ります。

写真:講師の二階堂氏

「伝える際に気をつけてほしいことがあります。情報の受け手、お客様やパートナー、事業の関係者などにとっての、価値から語ってください。相手はどんな得をするのかとか、その情報を知っていたら何が可能になるか、どんな不便が解消されるか、どんな風に快適になるかということをまず語って欲しいです。」

「伝える順番」を意識する

受け手にとっての価値から考える、その基本に加えて、下記のポイントを押さえます。

伝える順番
①結論/価値、特別な体験、得すること
②結論を実現する主な特徴/機能など
③その特徴を支える品質、仕組み

伝わる言葉(表現)の特徴
①短く…1文1メッセージ
②シンプルに…飾らず、事実を、具体的に、重複注意
③やさしく…受け手が理解できない表現を使わない
④整理して…だれに、何を、なんのために伝えたいか明確に

コピーライターとして「伝える」ことに向き合い、「伝わる」ことの喜びとともに「伝わらない」という悔しさにもぶつかってきた二階堂氏。「大切なのは『受け手』の視点。」というこだわりを繰り返すように語られました。

上記のポイントを意識して自分の文章を振り返り、ワークはいよいよ最終段階へ。

自社の商品サービスを20文字で紹介できるか

ここまで言葉や文章を書き出し、それを削り、要点を絞ってきました。最後にその絞り込んだ文章を、さらに20文字に絞り込みます。ここで出力する20文字の文章は、そのままWebサイトのキャッチコピーやPOPに使用できるイメージです。

20文字に絞り込むことに苦戦する人、キャッチコピーを意識すると語り手都合に戻ってしまう人、試行錯誤が続きました。ワーク終盤に入り参加者同士の関係も深まり、互いにフィードバックを与え合うような場面がたくさん見られました。ここでもまたさらに、相手をイメージすることの大切さに関する気づきが行き交います。

写真:ワーク中の様子

最後はこの20文字の紹介文章を参加者同士で交換し、読み合いをしました。自分の書いた文章を目の前で人が読む、という状況に語り手としてのリアリティや緊張感を掴む人、人が書いた文章を客観的に読むことで気づきを得る人、それぞれが「伝え方」に関するヒントを持ち帰る2時間となりました。

以上、体験講座のレポートでした。この記事をお読みいただいている皆さまは、自社の商品を20文字で紹介するなら、何と紹介しますか?この体験講座が、「伝え方」を考えるためのエッセンスになっていれば幸いです。

ハリラボでは、体験講座にご参加いただいた皆さまはもちろん、播磨の地に経営者・作り手同志が気軽に出会い、交流し、学びあえるコミュニティを一緒に作っていきたいとの想いで活動を行なっています。現在、「プロに学ぶブランディング講座」の本講座のご応募を受け付けておりますので、こちらもぜひご応募ください。

<プロに学ぶブランディング講座のご応募受付中>

体験講座の内容となった「表現」のほか、ブランディングに必要な要素を6回に分けて学び、実践します。

「いい商品なのに、なぜか売れない」
「思うようなパッケージやチラシのデザインに仕上がらない」
「どうやって商品の魅力を伝えれば…」
そんなモヤモヤを抱える方に贈る講座となっています。

ご関心いただける方は、売りたい商品とその販促物を用意し、お申し込みください。専門家4人が全力で伴走させていただきます!

<実践講座の実施スケジュール>

11月1日(木)
第1回:自社のコアバリューを探せ!

11月15日(木)
第2回:ブランディングとは?

12月13日(木)
第3回:コンセプトをつくる

1月10日(木)
第4回:発注上手になる

1月31日(木)
第5回:伝える → 伝わる表現に

2月21日(木)
第6回:成果発表会

詳細・ご応募フォームへ進む:https://harimabrand.jp/